当事業部は熱交換器細管の製造からメンテナンスまで、一貫したサービス体制を整えており、お客様からご好評をいただいております。ここでは当社の優れた保守総合診断のご紹介をいたします。
熱交換器細管の診断法として、内面渦流探傷検査をはじめ下記に示す方法が適用できます。
熱交換器細管の探傷検査は、高精度・高信頼性・短期間検査などの技術が要求されています。当社では、腐食形態に適応した探傷条件、高精度のデータ解析で検査終了後、直ちにアクションがとれるような報告体制を整えています。
内面渦流探傷検査結果、必要に応じて管内検査として鮮明な画像が得られるCCDカメラにより管内を直接確認し、記録する検査法も実施しています。
熱交換器細管の代表管を抜管し、内面渦流探傷検査の腐食推定深さと実際の深さを確認し更に腐食原因を明らかにし、適切な防食対策をリコメンドいたします。
抜管した細管の保護皮膜の状況や腐食状況の確認を行い、顕微鏡やSEM、EDXなどの分析装置などの装置を用い、詳細な調査を行うことにより腐食原因を明らかにします。
保護皮膜の調査として、分極抵抗値の測定や皮膜の組成を分析し、加えて熱貫流率測定装置を利用し、皮膜の伝熱性能評価を行います。
上記の調査結果から防食対策ならびに伝熱性能向上についてリコメンドいたします