我が国で最初にチタンの研究・実用化に取り組んできた門司の地で、当事業部は厳しい条件下で優れた耐食性を持つチタンを熱交換用材料として注目し開発してまいりました。
その後、永年の研究、豊富な実績を通し、使用する目的、規模に合わせて「溝付二重管式」「シェルアンドチューブ式」「コイル式」など、多種多様な熱交換器を開発しました。その優れた機能は食品冷却用をはじめ、栽培漁業用、生簀用、各種工業用として幅広い分野でご好評をいただいております。
フィン効果による冷媒側の伝熱面積向上および冷媒流れの均一化により浸漬式熱交換器の5~10倍の熱交換性能を発揮します。
配管式熱交換器なので冷凍システムの余剰空間を活用できますので省スペース設計が可能です。
内管にチタン・キュプロニッケル・銅を採用しておりますので様々な用途にご利用いただけます。
内管の材質が、チタン(Ti)・キュプロニッケル(CN)・銅(CU)の3種類、内管の大きさが45型・38型・32型・22型の4種類を能力や用途に合わせて12種類の中からお選びいただけます。
形状は長さや設置場所などに合わせて、ストレート型(ST)・Uベンド型(UB)・チャンネル型(CH)・スクエアー型(SQ)・トロンボーン型(TR)の5種類からお選びいただけます。
チタンは、腐食性のある溶液や海水に対して他の金属と比較し耐食性が高く、各種産業用冷水装置や食品用冷水装置に最適です。
ステンレスに比べると、チタンは比重が6割であり、かつ薄肉管が使用できるため、チタンコイル式熱交換器の場合、重量は、1/4~1/10と軽量です。
お客様のニーズに合わせ、大きさや形状などを最適な熱交換器の設計、製作を行っております。